MIMINOIMI - Ambient / Week -
“Sense of Gradation”
5/11 DAY7
Sound & Performance #2
(ライブ)

この日は会場としてKoenを使い、ROOM40からのリリースも記憶に新しい、タージ・マハル旅行団の長谷川時夫が新たに次世代のアーティストと結成したSTONE MUSIC、日本を代表するアンビエントアーティストのChihei Hatakeyamaと活動を本格的に再活性化させているMoskitoo、雅楽グループ伶楽舎に所属する笙奏者の石川高 と楽琵琶奏者の中村かほるによるkishun、今年4月にRVNGからのアルバム発表を行う孤高のアンビエント・フォークアーティストSatomimagae、音源のみならず実験的なサウンド・パフォーマンスでも注目を集めるiu takahashi、フリーフォームな即興演奏でアンビエントリスナーの心も揺さぶる野流、MIMINOIMIを母体として結成されたドローン集団Organic Drone Societyが出演します。
集団即興、アンビエント、雅楽、フォークなど、出自の違う実践が緩やかに共振するようにプログラミングされています。
Place:光婉 | KŌEN(中目黒)
Open/Start:14:00/14:00
Adv Price:¥5,500
Door Price:¥6,500
※持ち物: 床に座るための布や座布団などをお持ちください
STONE MUSIC

タージ・マハル旅行団オリジナルメンバーであり、ミティラー美術館(インドフォークアート専門美術館)館長として、インドとの文化交流や芸術を起点とした社会実験を重ねてきた長谷川時夫を中心に2022年に結成された即興集団STONE MUSIC。 実験音楽、民謡、ドローン、インド音楽などの要素を取り込みながら、長谷川時夫が新潟十日町の山奥で深化させてきた独自のコスモロジーに基づく宇宙音響音楽を志向する。
長谷川時夫 / ヴォーカル,ルバーブ
Ayami Suzuki / Voice, Electronics
kentaro nagata / ギター
Tatsuro Murakami / ギター
TOMC (トムシー) / PC,サンプラー,パーカッション
Keisuke Sakai / PC
ARAKI Shin / サクソフォン
小西麻美 / シンセサイザー
Tyler Eaton / コントラバス
Munna / 電子パーカッション
Shantaram Raja Ghorkhana / パフォーマンス
Vijay Sadashiv Mhase / パフォーマンス
Kishor Sadashiv Mhase / パフォーマンス
Pravin Balu Mhase / パフォーマンス
Chihei Hatakeyama

1978年生まれ、神奈川県出身 、東京在住の電子音楽家。2006 年にKranky より1st ソロ・アルバム『Minima Moralia』を発表。以降、デジタル&アナログ機材を駆使したサウンドで構築するアンビエント・ドローン作品を世界中のレーベルからリリース。そのサウンドはリスナー個々人の記憶を呼び覚まし、それぞれの内的なストーリーを喚起させる。2013年より音楽レーベル『White Paddy Mountain』を主宰。2023 年には音楽を担当した映画『ライフ・イズ・クライミング!』が公開。近年は海外ツアーにも力を入れており、2022 年には全米15箇所に及ぶUS Tourを敢行した。また、マスタリングエンジニアとしても活躍中。
Moskitoo

東京を拠点に活動するサウンドアーティスト、シンガー。2007年、テイラー・デュプリーが主宰するニューヨークの音楽レーベル〈12k〉より『DRAPE』でソロデビュー。
以降、自身の歌声を起点にギターやトイグロッケンシュピール、物音や非楽器の音、即興的なアイデアや意図しない音を繊細に織り込みながら、音と沈黙のあわいに立ち現れる、まだ見ぬ世界の輪郭を描き出している。音のテクスチャーと空間性が生み出す微かな現象に耳を澄ませながら、デザインを含むすべての制作プロセスを自ら手がけ、独自の表現世界を構築してきた。
これまでにヨーロッパ、北米、カナダ、オーストラリア、デンマーク、韓国など各地のフェスティバルやイベントに招かれ、パフォーマンスやツアーを行う。FilFla、Sontag Shogunをはじめとする国内外のアーティストとのコラボレーションや、映像作品・短編映画への楽曲提供、サウンドデザイン、テレビCMでの歌唱やナレーションなど、幅広いフィールドで活動を展開している。
2024年10月、日本のHEADZ/WEATHERレーベルよりフルアルバム『Unspoken Poetry』をリリース。
Satomimagae

東京を中心に活動しているアーティスト。暖かさと冷たさの間を行き来する変化に富んだフォークを創造している。White Paddy Mountainより2枚のアルバムをリリースした後、2021年にNYのRVNG Intl.へ移籍して4枚目のアルバム『Hanazono』を幾何学模様のメンバーが主催するGuruguru Brainと共同リリース。
2012年にセルフリリースしていたデビュー・アルバム『Awa』のリマスター・拡張版『Awa (Expanded)』を2023年にRVNG Intl.よりリリースした。
2025年、5作目となる『Taba』をRVNG Intl. より発表。
iu takahashi

神奈川県横浜市出身。環境音、自身の声を使って楽曲を制作する。2018年より制作をはじめ、〈LAAPS〉 、〈梅レコード〉など多数の国内外レーベルからリリースを重ねる他、映像作品・空間演出などへの楽曲の制作、提供も行う。
kishun (笙;石川高 、楽琵琶;中村かほる)

「笙と楽琵琶のみで、雅楽の古典曲を演奏したら、どのような響きになるのか」という思いつきから、kishunは始まりました。旋律のない雅楽は、音楽として成立するのか。試してみると、意外にも、旋律の奥で無意識に聞こえていた響きが、とても斬新な姿で現れました。bandcampにて、現在までに5つのアルバムを発表し、海外の熱心なリスナーからも支持をいただいています。
笙の石川高は、宮田まゆみ、豊英秋、芝祐靖各氏に師事し、1990年より演奏活動を始めて、世界中の音楽祭に出演してきました。朝日カルチャーセンター新宿教室にて「古歌謡をうたう」の講座を担当しています。
楽琵琶の中村かほるは、芝祐靖、山田清彦各氏に師事し、雅楽奏者として龍笛、琵琶と右舞に携わり、アンサンブルやソロで 演奏活動をしています。2023 年より「楽琵琶 小音楽会シリーズ」を毎月 1 回開催し、朝日カルチャーセンター新宿教室「舞楽・右舞・古代を舞う」などで指導もしています。
野流 (Ambient Set)

2022年に結成された不定形の音楽グループ。これまでに河端一や岡田拓郎などを含む250人以上が参加し、2023年にファーストアルバムの「梵楽」、2024年に「Estuary」、そしてセカンドアルバムの「For Damage」をUS, UK, Australia, 日本の4ヶ国からリリースしている。
Organic Drone Society

MIMINOIMIを母体として結成されたドローン即興グループ。毎回メンバーを流動的に変えながら、多人数でドローンを共通言語に演奏。
Ayane Sato
FeLid
Keita Miyano
Kentaleaux Nkzm
kentaro nagata
Kurando
Mizuki Miura
NASSY
Yama Yuki
yk(Hello1103)
Yu Ogu