top of page

MIMINOIMI - Ambient / Week -

“Sense of Gradation”

5/10 DAY6

Sound & Performance #1
(ライブ)

Gp3QEpybMAAhLct.png

この日は音楽フェスティバル形態で音楽家等の様々なパフォーマンスを紹介していきます。フロアは同じビル内の2つの会場を使う予定で、中目黒KoenとアコースティックメインのJust Another Spaceの2フロアで展開されます。
Koenでは、既存のジャンルを完全に超越し、世界的なスケールで活動を行う高田みどり、次世代レイブ・トランスクルー「みんなのきもち」に参加するE.O.U(アンビエントセット)、生き様としてエクスペリメンタルを体現する説明不要のPhewと新進気鋭のAyami Suzukiの即興デュオ、静けさを際立たせるようを表現活動を続けるhofli / Takashi Tsuda、次世代アンビエントを代表するTomotsugu Nakamuraが出演します。

 

Just Another Spaceには雅楽古典曲から薩摩琵琶、現代音楽まで広い活動領域で唯一無二の活動を続ける琵琶奏者の塩高 和之と近年塩高と活動を共にする尺八奏者の藤田晄聖、演劇的かつ実験的なサウンドパフォーマンスを展開する嶺川貴子と川口貴大のグループ「跡の前」、インド大陸に残る最古のクラシック音楽であるドウルパド奏者である井上想、70年代にファー・イースト・ファミリーバンドに在籍し、現在は中国の伝統楽器秦琴を独自の形で発展させ活動を続ける深草アキ、倍音をキーワードに虚無僧尺八を演奏する青山雅明、アコースティック・ギターによる即興を追求するTakashi Masubuchiが参加します。
なお、会場の階段や通路でサウンド・アーティストYengoによるサウンド・インスタレーションが予定されています。
サウンドパフォーマンス、即興、アンビエント、古典音楽、伝統楽器による邦楽などがグラデーションのようにプログラミングされています。

 

Place : 光婉 | KŌEN(中目黒) & Just Another Space

Open/Start : 11:00/11:30

Adv Price : ¥7,500

Door Price : ¥8,500

 

※持ち物: 床に座るための布や座布団など(任意)

チケット: https://miminoimi20250510.peatix.com/

高田みどり

打楽器奏者・作曲・舞台芸術家。1978年ベルリン放送交響楽団と
共演しデビュー。バイエルン放送交響楽団と共演等、ソリストとして活動を始める。
更にアジア・アフリカの多くの伝統音楽家と協働し、伝統音楽の構造を生かした作曲を通して、現在まで世界各地で公演を続けている。‘90年代より即興トリオ「Ton-Klami」として佐藤允彦(pf)・カン・テファン(sax)とジャズシーンでも活動。また、世界的な演出家、鈴木忠志氏によるSCOTの舞台に多く出演し、’95年より現在まで、演劇公演としてシアター・オリンピックス始め、モスクワ・タガンカ劇場、エジンバラ演劇祭などに出演。2017年より英国バービカン劇場、N.Y. The Kitchen 、L.A. Getty Centerなど,ヨーロッパ、アメリカを中心にソロ公演を続けている。また環境音楽家として米国シカゴ美術館、英国ウ“ィクトリア&アルバート美術館( Design Museum of Dundee )にサウンドを制作。主なアルバムに「Through The Looking Glass」「Lunar Cruise」「Tree Of Life」「Renard Blue」「Cutting Branches For A Temporary Shelter 」高野山聲明と打楽器による「You Who Are Going To Nirvana 」等。

E.O.U

2000年生まれの音楽家、作家。世界中に散らばる音や音楽、記号、大気質、それらの輪郭を手元に集め、唯一無二の感覚で編集し、楽曲やDJ、ライブ、オーディオビジュアルなどを通じて発表している。2022年には1st Mixtape「estream」をリリース、続いて自身のレーベル「halo」を立ち上げ積極的なリリースを重ねるほか、東京・WWWβでのレジデントパーティー「loopな」やFUJI ROCKFESTIVAL、BOILER ROOMへの出演など、国境やジャンルを越えた活動を展開する。
2024年には京都芸術センター主催の明倫茶会で「e野点」という茶会を開催し、環境音楽と茶会の融合を試みる。同年、中国ツアーも敢行し、活動の場をさらに広
げている。

Phew & Ayami Suzuki

Phew:伝説のアート・パンク・バンド、アーント・サリーの創設メンバーであり、1979年解散後はソロとして活動を続け、1980年に坂本龍一とのコラボレーション・シングルをリリース、1981年には、コニー・プランク、CANのホルガー・シューカイとヤキ・リーペツァイトと制作した1stソロ・アルバム『Phew』を発売。1992年、MUTEレーベルより発売された3rdアルバム『Our Likeness』は、再びコニー・プランクのスタジオにて、CANのヤキ・リーベツァイト、アインシュテュルツェンデ・ノイバウテンのアレックサンダー・ハッケ、そしてDAFのクリスロ・ハースと制作された。2010年代に入り、声と電子音楽を組み合わせた作品を次々に発売し、エレクトロニック・アーティストとしても世界的評価を高めた。また、アナ・ダ・シルヴァ(レインコーツ)、山本精一(ex.ボアダムス)等とのコラボレーション作品も発売。2021年10月、最新ソロ・アルバム『ニュー・ディケイド』はTraffic/Muteより世界発売。2022年4月にはDowser NとのDesktop Punkユニット106の1カセットを2本リリース、2023年2月にはTraffic/Muteから『Our Likeness』がリイシューされた。
現在、ソロアルバムを制作中。
(Photo by Masayuki Shioda)

Ayami Suzuki: 東京を拠点に活動するミュージシャン、アーティスト、即興演奏家。ソングライティングと即興を掛け合わせ、フォークの影響を取り入れたアンビエントの制作を中心に行う。アイルランドと英国での数年間の留学を経て2019年に東京に戻って以来、ソロアーティストやコラボレーターとして精力的に活動している。Longform Editions、Lontano Series、Healing Sound Propagandist、Ftarri、Cosima Pitzからの最近のリリースは、ボーカルアンビエントへの特異なアプローチを示しており、幽玄なボーカルを環境音と融合させ、形のなさ、没入感、広がりを同時に感じさせる方法をとっている。
https://ayamisuzuki.jp/

hofli / Takashi Tsuda

1971年「耳の日」生まれ。サウンドアーティスト。「聴くことと奏でることの汀」で演奏および執筆活動を続けている。
90年代より、ソロ名義hofliのほか、游音、ラジオゾンデ、スティルライフ、星形の庭など、様々なユニットでフィールドレコーディングや即興性に基づいた音楽活動を展開してきた。即興演奏のセッション、サウンド・インスタレーション制作、ワークショップ「みみをすます」シリーズを継続するほか、福島恵一とともにリスニングイベント「松籟夜話」ナビゲーターを務める。
 主なCD作品は『湿度計』『水の記憶』『雑木林と流星群』『十二ヶ月のフラジャイル』『木漏れ日の消息』など。編著書『風の人、木立の人』『フィールドレコーディングの現場から』(ともにカンパニー社刊)。
 2024年、8年ぶりとなるソロアルバム『RECOMPOSTELLA』をリリース。『音響・環境・即興 〜松籟夜話 〈耳〉の冒険』(福島恵一との共著)刊行予定。

跡の前 (嶺川貴子 + 川口貴大)

ステージは設けず、川口の自作楽器とその日に持ち込まれた様々な物を介し、会場のどこかで何かが降り積もっていくパフォーマンスを試みている。

Tomotsugu Nakamura

東京都在住のサウンドアーティスト。

楽器とフィールドレコーディングの音を同時にプロセッシングする作曲手法で注目を集め、これまでに laaps(仏)をはじめとする国内外のレーベルから多数の作品をリリース。

2023年にはドイツの音楽批評家賞”German Music Critics Award” Electronic & Experimental部門を受賞した坂本龍一の追悼アルバムmicro ambient musicに参加。

近年はギャラリーやカフェなどの空間演出を手掛けながら、読書カフェや図書館などにて、読書のための音楽と銘打った静かなライブをおこなっている。

塩高 和之(琵琶)& 藤田晄聖(尺八)

●塩高和之
古典曲から新作まで幅広く国内外で演奏会を開催。2007年に様々な琵琶楽を「文化」という視点で紹介すべく琵琶樂人倶楽部を設立。現在まで18年に渡り開催200回を超える。これ迄に10枚のオリジナルアルバムと2枚のオムニバスアルバムをリリース。約70曲の作曲作品をFEIレコードを通じ世界に配信している。国内では高野山、厳島神社、赤間神宮等、琵琶に縁の深い地において演奏会を
多数開催。海外ではヨーロッパ、中央アジアなどでコンサートツアーを行う。また樂琵琶に於いても積極的に取り組み、現在、薩摩琵琶・楽琵琶の両方でアルバムの発表、演奏活動をしている唯一の琵琶奏者である
HP:http://biwa-shiotaka.com/

●藤田晄聖
高校生の時より都山流尺八を習い、その後古典本曲を志し、琴古流・海童道を高橋法聖氏に師事。琴古流本曲・海童道曲を修める。一方生田流箏曲の正派音楽院楽理科を卒業。箏・三絃や音楽理論を勉強。同研究修了。NHK邦楽技能者育成会第48期修了(尺八)。自らの音を「響音(ひびきね)」と称し、人間の営みと自然とが心地よく響き合う調和を、尺八の音を通して表現・追求している。尺八の本流である古典本曲を柱に、多くの人にその音色の響きを届けるべく、活動を展開している。

青山雅明(虚無僧尺八)

北海道生まれ。
幼少期より日本各地を転々として育つ。
精神世界を探求していた父の勧めで、7歳より瞑想とヨガに親しむ。
12歳より独学でギターを弾き始める。
1999に倍音をテーマにした倍音をテーマにしたユニット
『倍音S』結成。
2000にトゥバ共和国で行われたホーメイコンテストでグループ部門、2位を獲得。
2002年禅茶房、奥田敦也師より法竹を師事。
2004年10月に倍音Sを脱退後、様々なユニットを経てSOLO活動を開始。
2008年 東家孝太郎(岡山守治)と倍音喉歌デュオ神響王(カムヒビキング)結成。
2012年より武田梵声師に驚異のフースラーメソードを師事。
2013年国立モスクワ音楽院主催の日本の伝統音楽フェステル"ДУШАЯПОНИИ"(日本の心)に出演。
2017年インドネシア、カリマンタン島LANJONG ART FESTIVALに出演。
2018年 戸隠神社火之巫女社の神殿舞踏に楽士として参加
現在は日本の言葉と倍音豊かな喉歌を中心とした弾き語りや、竹の節を抜いただけの自然音豊かな虚無僧尺八(法竹)の文化継承、普及活動を国内、海外で展開中。

井上想(ドゥルパド)

滅びゆくドゥルパドを再興させたインドの音楽家 The Gundecha Brothers の次世代の後継者。

二十代まで、クラシックピアノと神社の芸能の横笛を修める。 

インドの横笛バーンスリーを中川博志に師事。 

のち、インドに留学し、師匠のバックコーラスを経て、ステージデヴューする。

2013年よりネパール・カトマンドゥに未来のドゥルパド修行者を育てる

音楽学校 Dhrupad Gurukul Kathmandu を後輩のVishal Bhattarai とふたりで設立。師匠より2016年、インドの音楽学校の分校に指定される。 

インド各地の音楽祭の出演や、アメリカやスペインでのコンサートツアーやワークショップに参加している。

古代からドゥルパドに遺されてきた普遍的な響きの素晴らしさを伝えることを目標にしている。 

深草アキ(秦琴)

1970年代、「ファーイーストファミリーバンド」「観世音」等でベーシストとしてバンド活動後、79年、偶然に古民具市で出会った中国の古楽器「秦琴」に魅せられ独自の音の世界を創り上げる。国内外の様々なコンサートやNHKドラマ連作「蔵」「春燈」「櫂」の作曲・演奏など多くの作品を手掛け広くその独特の音を伝えてきた。ノルウエーで録音されたアルバム『黎明/Solrenning』は日本を始めヨーロッパ各国で発売され、ノルウエーでのコンサートツアーをしている。現在、最新作CD『満月の滑空』やDVDを含め15作品をリリースしている。

Takashi Masubuchi

Takashi Masubuchi
Born in 1984. Tokyo-based guitarist and improviser.
Masabuchi has been playing guitar in a variety of groups since his teens.
He began performing improvisation as a member of Pelktopia, his project with Hironobu Shimazawa (launched in 2008). Since 2018 he has been devoting himself to acoustic guitar performance.
In that year he released two solo albums, R,R,R (CD, Headlights Recordings, Portugal) and Disappearing Foliage (cassette tape, Senri Records, Japan). He also releases collaborative albums with other musicians and contributes pieces to compilation recordings.


増渕 顕史
1984年生。主に東京で演奏活動を行う、アコースティックギター・ハーモニカ演奏家。
10代の頃より様々なロックグループでギタリストとして活動を行い、その後、ブルースを基調とした、よりミニマル・ドローン的性質を持つ音楽を志向し、実験と実践を繰り返す。 さらにその後、初期衝動の持続と音楽的探求のため、アコースティックギターを用いたソロでの即興演奏を開始。
自身の身体知と情動に基づき、意図性を排したリニアかつ自然発生的演奏を行うが、自身と場に起こるイレギュラーもそれはそれとして楽しむ。
特に音列と間の概念に関心を持つ。
2018年 R,R,R (Headlights Recordings)・Disappearing Foliage (Senri Records)2枚のソロアルバムをリリースする。

Yengo(Sound Installation)

Yengo/円午

あらゆる音声が(社会的規範はあれど)参照/利用可能な今日のideaを顕現させるsound artist

昨年サウンドアート系統の新興レーベルato.archivesから1st albumを
今年は特異な活動で異彩を放つ造園計画から2nd albumをリリース

また渋谷Tangleの店主でありDJとしての活動も多岐に渡るMichaelとは、ULTRA TWO名義で2枚のEPをリリースしている

bottom of page