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MIMINOIMI - Ambient / Week -

“Sense of Gradation”

5/9 DAY5

アート、音の深い体験へ〜ディープリスニングとディープルッキング、スペースミュージック、アンビエント、古典・現代アートを通して
(トーク / ライブ)

現代美術史と神秘主義の研究をバックグラウドにもち、現代アートに特化したNPOアーツ・イニシアティブ・東京(AIT)の創設メンバーでもあるキュレーターのロジャー・マクドナルド氏を迎え、近年同氏の主要研究テーマである、芸術作品の深い体験を共通項としながら、音楽、現代アートを領域横断的にレクチャーいただきます。
同日はレクチャー後の対談相手として、2025年3月までICCのチーフ・キュレーターをつとめ、東京のアートシーンを牽引してきた畠中実氏もお迎えします。
レクチャーやトークに加え、世界的に活躍する音楽家のKen Ikeda氏の特別なDJセット、またサウンドアーティストiu takahashi氏によるライブセットも予定されています。

 

Place : DOMMUNE

Open/Start : 19:00/19:00

Adv Price : ¥2,000

Door Price : ¥2,000

 

限定50名

チケット: https://miminoimi02.peatix.com/

ロジャー・マクドナルド(レクチャー、トーク)

1971年に東京で生まれ、英国で教育を受け、現代美術史と神秘主義の博士号を取得。横浜トリエンナーレ2001、シンガポールビエンナーレ2006、そしてミュージアム・オブ・トゥギャザー2017を含む多数の展覧会のキュレーターとして活動。アーツ・イニシアティブ・東京 AITの創設メンバーで、25年間その研究プログラムを指導。2002年から2014年まで芸術大学で教鞭を執る。2013年に長野県望月にフェンバーガーハウスを創設し、「レコード・サンドイッチクラブ」や市民回復センター望月を含むワークショップを開催。2023年に多津衛民芸館の館長に就任。2022年に『ディープルッキング』を出版。2018年からアートセクターにおける気候アクションの活動をしている、アドボカシーコレクティブACCJをAITで2024年に立ち上げる。
https://www.a-i-t.net/

畠中実(トーク)

美術・音楽批評
1968年生まれ。1996年のNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]開館準備より同館に携わり、数多くの展覧会やイヴェントを企画した。主任学芸員、学芸課長をへて2025年3月末で同館を退任。近年は、「多層世界とリアリティのよりどころ」(2022年)、「坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」(2023年)、「ICCアニュアル2024 とても近い遠さ」(2024年)、「evala 現われる場 消滅する像」(2024年)などがあり、ICC以外の展覧会では、「Ennova Art Biennale Vol.1」アーティスト選考委員(中国、2024年)、森美術館「マシン・ラブ:ビデオゲーム、AIと現代アート」(2025年)アドヴァイザーを務める。

Ken Ikeda(DJ)

即興電子音楽家、作曲家。
FMサイン波に独特な加工を施しながら織物のように繋げ、縫い合わせことによって電子音の粒子そのものを即興的に摘出し、その立ち上がりと消えゆく瞬間に聴き手の「内的原風景」の揺らぎ、減衰、失跡を追体験させると同時に、近代音楽の底に沈む儀礼的な霊性、身体性、野蛮さの再発掘を試みる。
過去に6枚のソロアルバム、そして、David Toop, Eddie Prevost, John Russell 、Carl Stone、等とのコラボレーションアルバム、また、杉本博司、横尾忠則、森万里子、田中泯、コムアイ、David Lynch等、現代美術やモダンダンスのサウンドトラックも数多く手がけている。

iu takahashi(ライブ)

iu takahashi 神奈川県横浜市出身。
環境音、自身の声を使って楽曲を制作する。
2018年より制作をはじめ、〈LAAPS〉 、〈梅レコード〉など多数の国内外レーベルからリリースを重ねる他、映像作品・空間演出などへの楽曲の制作、提供も行う。

小田島文顕(トーク)

アーティスト。1978年東京都生まれ。2012年より奄美大島を拠点とし、東京・東神田の kanzan gallery でディレクターを務める(2015–)。

ガラスなど透過素材を用いた立体造形からスタートし、渡米後に制作領域をインスタレーションへと拡張した。現在は純正律142チャンネルの正弦波をツールとし、多層的な音響空間を構築するサウンド・パフォーマンスを行っている。干渉と知覚の揺らぎを手がかりに、音波のマテリアリティと知覚体験が交差する現象を探求している。奄美では即興ユニット〈蟹蟹蟹(kani kani club)〉としてアルバム Icecream Daydreaming(Animale Nood/2020)をリリースし、ワークショップ〈音の対話〉(田中一村記念美術館/鹿児島・奄美/2021)を開催した。サウンド・パフォーマンス〈Synthesis/合成〉(ART SPACE BAR BUENA/東京・大久保/2024)、〈Re:Synthesis〉(Safi/Heimlichkeit Nikai/東京・平和島/2024)を実施し、公開録音シリーズ〈Soundscape document〉(kanzan gallery/東京・東神田/2025–)を継続中。BFA(オハイオ州立大学)、MFA(バージニア・コモンウェルス大学)取得。

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